#016 パート2 現地不動産屋から見た話題の物件 "Edge Central Pattaya"
5月中旬にプレセールが行われ当初の予想通り多くが中国・香港系資本に
購入されたようです、個人の方には購入の余地はなかった状況のようでした。
オープン後は中国・香港系業者がメインとなり旅行者をターゲットにした
短期賃貸でビジネス展開をしていくのは確実でしょう。
前回のブログで書かせて頂いたようにThe Baseは賃貸客が押し寄せて大人気
である事は事実ですが実態はというと
”多くが旅行者向けの短期賃貸で長期賃貸者は非常に少ない”
という現状です
この事は現地不動産業者には認識されていた事でありEdgeに関しては
中国・香港系業者が資金力に物を言わせて言葉は悪いですが “買い漁る”
のは予想されていた事であり想定内です、
その為弊社含めたパタヤでのタイ系不動産・欧米系不動産など現地不動産屋から
すれば個人投資家にはお勧めしにくい物件でもあり興味深く見ておりましたが
ある意味冷めた感覚で見守っておりました。
とは言えこれだけの立地・大手デベロッパーである安心感などもあり今後は
購入した業者・また運よく購入できた方々からの完成前の転売の動きも活発に
なると思われます、転売転売でどこまで価格が高騰するか???
個人投資家には更に難しい状況なるでしょうしあまりに高い価格で購入しても
投資にはならないのでは、と思います。
(転売目的で購入し価格高騰を待って転売との方法はありますが)
うがった見方をしますと法で規制されている短期賃貸をThe Baseの
大手デベロッパーが規制はかけていても実際はほぼ黙認状態である事、
ここは解せない点でありました。
隣接するEdge販売の為に黙認し大人気物件である事をアピールして
いたのでは???
規制を厳しくすれば現在の短期賃貸で利用されている部屋が1か月以上の
賃貸者のみとなり一時的には一斉に空室になってしまう事態となってしまいます。
あくまでも個人的な意見でそのような事はないとは思いますが。。。
現行法のままであったとしたら数年後にオープンされるEdgeでの
短期賃貸は
現状のThe Base のような状況となるのか、、、
あるいはパタヤでの他物件同様厳しく規制されるのか、、、
現在タイでは短期賃貸(1か月未満)は法で認められておりませんが
このグレー部分である民泊需要は世界的にみても今後も増えていくのは確実、タイでも民泊に対してはホテル業界などからの反発もあるでしょうがタイ政府がどのようにかじ取りをしていくのか、興味深いところです。