#015 現地不動産屋から見た話題の新プロジェクト "Edge Central Pattaya"
タイ大手デベロッパーであるサンシリ社によるパタヤでの
The Base Central Pattaya(セントラル地区)
Baan Plai Haad (ナクルアウォンアマットビーチ)
に続く3番目の新規プロジェクトEdge Central Pattayaが
The Base Central Pattayaのすぐ隣に建設がスタート・プレセールが19-20/May
に行われると正式に告知されタイ人のみならず世界各国の人々から注目を
集めております。
《物件概要》
敷地面積約3,200平米・高層31階の1棟建て・2021年末完成予定でユニット数は合計603部屋。
中心地物件である為、駐車スペースは114台分とかなり少なめの設定。
ユニットスペックは以下の通り
1ベッドルームスモール : 26~27.5平米 1ベッドルームミディアム : 29.7 ~30.7平米 1ベッドルームラージ : 32.7 ~33.5平米 2ベッドルームスモール(1バスルーム) : 48.2 ~48.5平米 2ベッドルームラージ(2バスルーム) :60 ~60.2平米
プレセール最安値3,990,000Bからとなっており平米単価150,000Bからと
想定され上層階やシービューの部屋はは更に高い価格設定となりそう。
《Edge Central Pattaya完成後の賃貸に関して》
弊社も日本人のお客様からも多くの問い合わせを頂戴しておりこの物件に
注目し情報収集に努めてまいりました。
ようやく一部正確な情報を把握出来る段階に来ましたので今回ブログにアップ
しております。
現在隣接する同じサンシリ社物件のThe Base が人気の為、
Edgeも人気になるのは間違いなしと購入をご検討されている方も多いようです。
と、ちょっと待ってください、The Base が人気??
確かにある意味人気となっていますがそれは
”エアビなどに代表される旅行客への短期賃貸がほとんどを占めており
本来のコンドミニアムの姿である長期賃貸されている割合は低い”
特に圧倒的なユニット数を占める1ベッドルームに関しては
実際に長期賃貸されている部屋は非常に少なく多くがエージェント仲介による
旅行者向け短期賃貸である。特に中国系エージェントによる中国人旅行客への
短期賃貸の占める割合が圧倒的に多い。というのが現状です。
従ってこのThe Baseコンドミニアムでは旅行者にホテルのような
短期賃貸が人気だが長期賃貸にはあまり利用されていないという事になります。
新プロジェクトEdge に関しても部屋サイズがコンドミニアムとしては
決して広くはなく特に1ベッドルームではThe Base 同様長期賃貸の集客は難し
いのでは?と予想されます。しかしながら逆に言えば現在のThe Baseと同様
に旅行者への短期貸しには人気になる事は間違いないのではと思われます、
中国系エージェントが組織立って旅行者向けに短期賃貸のビジネスを展開するのは確実とみられEdge の半分近くを購入するのでは、との噂もあり実際そうなるかもしれません。
《タイのコンドミニアム短期賃貸について》
タイの法律でコンドミニアムにおいて1か月未満の賃貸は違法となっております。
The Base Central Pattaya は旅行者に短期賃貸されているパタヤ内でのある
意味特殊なコンドミニアムであり(管理オフィスも規制をしているが現在の所、
そこまで厳しくない)
パタヤでの他のコンドミニアムでは1か月未満の短期賃貸を厳しく規制している
傾向があり中には発見次第に部屋の電気水道を停止し当局に通報するとの厳しい
対応を打ち出している物件もあります。
今後法律変更がなければこの短期賃貸規制する傾向は更に厳しくなる事はあっても
緩和される可能性は低いと見られており短期賃貸にて貸し出す事を目的で購入
されるのはリスクが伴うかもしれません。
もちろんEdge はパタヤ中心地一等地である事、タイ大手サンシリ社物件
である安心感などもあり各国の人々から買われ人気になることは間違いない
でしょう。
また将来的に大きく値崩れする事は考えにくく大変魅力ある購入物件の選択肢の
ひとつである事は確かであると言えます。
《SKみずほ不動産から物件購入に関してひと言》
弊社では物件購入ご相談の日本人のお客様へ必ずアドバイスさせて頂いている
事があります。
それは
購入後物件をどうされるか?購入前に購入後の目的をはっきりと定めて選定する
という事です。
この目的が決まれば物件選定に道筋が見え弊社としてもお客様の目的を踏まえた
上でより的確にアドバイスさせて頂く事が出来ます。
コンドミニアム購入は高額な買い物です、出来るだけ物件の情報を得てから
内覧し立地や周りの環境など肌で感じて頂いた上でご判断して頂けるようサポートをさせて頂きたく存じます。