#025 コロナ渦におけるパタヤ不動産状況
コロナ渦も早2年近く続きコンドミニアムの賃貸価格・購入価格ともに
現在パタヤの不動産市場価格は10~20 % 程下落しております。
もちろん地域や物件にもよりますが、高級物件の下落幅は比較的小さく
中級から格安物件に関しては下落傾向が強い、
また長期賃貸用物件より短期賃貸用物件の方が下落幅が大きい、状況です。
中には相場より30 % 以上値下げされた、いわゆる“投げ売り物件”
も出てきております。
(英語では Urgent Sale または Fire Sale などと表現されてます)
平常時でも相場より10-15% 引きの物件は時々出ますが30% 以上の
値下げ物件はこのコロナ渦でなければなかなか出て来ないと思います。
このような投げ売り物件に関してはまだタイ人同士によるクチコミ文化の
残るパタヤでは一般の方々が目にする不動産市場にまでてくる場合は少なく、
多くの場合はクチコミ段階で即、購入されてしまう場合も多い現状です。
弊社もこのコロナ渦の期間にこのような投げ売り物件に運よく
何度か巡り合いましたが即決できずに1-2日検討調査をしている間
に売れてしまい好物件を逃してしまった事を数回経験し大変学ばせて頂きました。
その物件の立地、顧客層、将来性等々を検討、少しでもリスクのないように、
失敗しないように、などと考えすぎ・慎重になりすぎてしまった点は反省材料です。
今後そのような投げ売り物件に出会った時には
その物件相場からの下落幅を見て、
“この価格で買っておけば将来最悪の場合には利益取れずとも
買値価格でなら売却する事が難しくはない”
との判断が出来る物件であるならリスクの無い事はあり得ない、と割り切って
決断したいと思っております。
もちろんケースバイケースですが時には即断即決も必要であると
痛感致しました。
《パタヤ不動産底値の時期》
結果論ですが2021年7~8月頃が底値でした、9月頃よりタイ政府の
開国に関する情報が出始めると購入価格・賃貸価格とも少しずつ
価格が上昇してきました。
上昇と言いましても実際はコロナ渦で
下落していた価格が平常時価格に少しずつ戻り始めたという事となります。
やはり底値の見定め・購入のタイミングは難しいと改めて感じた次第です。
パタヤでの不動産購入をご検討のお客様、購入のご相談承りますので
事前予約の上弊社オフィスへお越し下さい。
購入後はご希望により物件管理も対応致しますのでパタヤ不在時でも安心です。
《賃貸物件につきまして》
現在コロナ渦で各物件とも空室は非常に多い状況にも拘わらず
賃貸ご希望のお客様へご紹介できる部屋が平常時と同等、
あるいは少ない部屋数しかご紹介できない状況が続いております、
理由は各コンドミニアムの部屋オーナーが自身の部屋を賃貸に出した際に
万一賃貸居住者がコロナ感染をしてしまう事を恐れて敬遠し、
賃貸出しを控え様子見しているオーナーが多い事によります。
特に高級物件に多く見受けられ、またタイ人オーナーの方々に
その傾向が強くでております。
賃貸ご希望のお客様へはもう暫くご不便おかけするかと存じますが
何卒ご理解頂けますようお願い致します。
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